校長挨拶

 角田支援学校白石校のホームページへようこそおいでくださいました。

 宮城県立角田支援学校白石校は、角田支援学校の分校として設置されています。小学部と中学部があり、白石市、蔵王町、七ヶ宿町に居住する、知的障害のある子 どもたちが通学しています。

 本校は、平成15年4月に、本校の狭隘化解消と児童生徒の通学時間短縮をねらいとして開設されました。当時は、白石市のご支援の下、白石市立白石第二小学校内に小学部を開校し、翌年度には白石市立白石中学校内に中学部を開設しました。平成21年4月に、小学部が白石市立白石中学校へ移転した後は、小学部と中学部が一緒の校舎で学んでいます。

 白石校の大きな特徴として、白石市の市街地に立地していることから、地域資源を十分に活用しながら学習活動を展開できるということが挙げられます。地域の皆様のご理解のもと、ボランティアさんとの定期的な交流、近隣の店舗での買い物学習や公共施設の利用など、その立地を最大限に生かした授業展開をしています。子どもたちは、地域を学習の場として伸び伸びと取り組んでいます。

 白石校では、「持てる力を高め、心身の調和的発達を促し、健康で心豊かな児童生徒を育成する」という教育目標のもと、以下の4つの目指す児童生徒像を掲げています。

「健康でたくましい体を作る児童生徒」 (健康)

「自分のことは自分でする児童生徒」 (自立)

「進んで学習に取り組む児童生徒」 (学習)

「一生懸命に働く児童生徒」  (勤勉)

 この教育目標の具現化を図るとともに、子どもたちの可能性を広げられるよう、学校運営に取り組んで参りたいと考えております。

  保護者の皆様、地域の皆様、関係者の皆様には、これまでと変わらず、ご支援ご協力をいただきますようお願い申し上げます。

      令和6年4月

                 宮城県立角田支援学校白石校 校長 星 直美